公開型コミュニティ音楽療法 7月は5日に変更

皆様
下記のようにご案内していますが、7月は5日の火曜日に変更です。
よろしくお願いします。

皆様
2022年度より公開型コミュニティ音楽療法は下記にて開催予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。
日時: 原則 第2火曜日 12:40-13:50 変更の場合はその都度HPで連絡します。
場所; マモリヤマ テラス
参加料: 1,000円 (値上げ ご容赦ください。)
よろしくお願いします。
土川

公開型コミュニティ音楽療法 7月は5日に変更」への1件のフィードバック

  1. ケアの源
    最近号のニューズレターで酒井理事長が英語のケアcareという言葉が適当な訳語がないまま様々な意味で使われている状況を指摘している。たとえば「子供たちの心のケア」という言い方はすっかり一般的になった。辞書を見ると、care は心配、苦労、注意、留意、配慮、物の手入れ、人の世話、介護、子供の監督・保護などで、動詞としては「大事だと思う」、「気に掛ける」、「関心がある」。
     ヨーロッパ言語にはラテン語を語源とする言葉が多いが、careもその一つで、curare「世話をする」というラテン語が語源である。care に似た英語cure(治す、治療)も語源的には同じだ。美術館の学芸員は英語ではcuratorキュレーターで、これはcurate する人、すなわち所蔵品の調査や管理をする人でcure に通じる。爪の美容manicure, 安全確保のsecure などのcureも同じ語源だ。
    100年以上も前のイタリアの文学作品に「クオレ」というのがある。愛国心とか、家族愛、友情のことを書いたエドモンド・デ・アミーチスの児童文学で、邦訳には「愛の学校」という副題がついている。イタリア語でcuoreは愛とか心を意味する。正確なことは知らないが、スペルも意味もcurareに似通っており、語源的に通じるものかもしれない。
    同じくラテン語のカリタスcaritasは 愛、慈しみであり、英語のチャリティー(慈善)charityは語源的にはcaritasに通じる。カリタスという女子校が川崎市にある。
    care のもっとも日常的な使い方はI don’t care. 「気にしない」「どうでもいい」だろう。この否定形の反対が「心にとめる」「思いを致す」であり、まさにcare ケアなのである。(石塚雅彦)

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